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「戦力外通告の夜」(『フットボールとラブソング』#16)掲載

2020.04.10

 

サッカー小説連載『フットボールとラブソング』(https://football-novels.com/)に「#16 戦力外通告の夜」掲載。今回はずっと前に書いたものを、書き直しての再発表。いつぞやのクラブワールドカップ、マンチェスター・ユナイテッドにガンバ大阪が挑んだゲームです。ちょっと長いけど、気に入っている話です。

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ガンバ大阪がクラブW杯でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したのは、2008年の12月のこと。当時のユナイテッドは、C.ロナウド、スコールズ、ギグスらがスタメンに名を連ね、そして控えにルーニーがいる(ベルバトフは感染症のため不在)というかなり豪華な布陣でした。まだ強かったときの(もちろんファーガソン時代の)ユナイテッドでした。強かったとき、というか最強時代だったかもしれません。守備陣も、ファンデルサール、Gネビル、エブラ、リオ、ビディッチと、盤石。この相手に3点を取ったガンバの試合ぶりに、胸が熱くなったのはガンバのサポーターだけではないはず。「どんだけやれるか、思いきりぶつかってみる」試合に臨むその姿勢の気持ちよさったらなかった。思いきりぶつかるからこそ、「強い」とはどういうことか、「勝つ」とはどういうことか、見ていてはっきりとわかったような気がしたのを覚えています。5点取られて負けて、それでもこんなに勇気をもらえる試合は珍しいです。