NIKKI

せつなさだっていつも新鮮だ。

2020.06.26

 

はあ。。。

せつないことがあって、朝から仕事が手につかずに、胃のあたりがぎゅっと握られたように苦しい。何度も経験していることだとしても、せつなさというのは慣れないもので、寂しさだけはいつも新鮮だ、という昔の歌があるように、この感情もまたフレッシュすぎて困りものです。

言いたいことはいっぱいあって、でもそれを言わないことをずっと続けてきて、言えばよかったのかもしれない、でもやっぱり言うべきではなかったはずだ、とまあいろいろ、ぐるぐる、頭の中でまわって、それが胸のあたりまで落ちてきて、ぐるぐるぐるぐる、身体のなかを渦巻いて、出るのはため息ばかり。

理解できないことが目の前で起こったとき、「え、何で?」と思ったとき、相手を責めてもしょうがない。そして自分を責めてもしょうがない。かといって冷静に受け止めようとしても、冷たい現実しか目の前になくて、身も蓋もなくて、言葉はみんな、空を切る。

iTunesをスクロールしまくって、20年以上前に買った、40年以上前のビリー・ジョエルのピアノを久しぶりに流しながら、ぐるぐるぐるぐる、仕事が手につかない昼下がり。まだお昼食べてなかった。

人はやっぱり、割り切れない素数の生き物。