NIKKI

きっといい本だ。

2021.07.10

 

とうに原稿を書き終えて、ちゃんと本のかたちにもなって、なのになにかと忙しく、あれ? おかしいな、ゆっくりEURO見たり、事務所の整理したり、次の仕事の構想を練る一週間になるはずだったのに……という今週、その合間をすり抜けるようにして、2時間、時間をあけて、スタバで読んできました。自著。スマホをサイレントモードにしてニューヨークチーズケーキなんかを珍しく注文しちゃって。

書いているときに「読む」のは、直すためであって、だからあら探しをするような、重箱の隅をほじくるような、猜疑心のかたまりみたいな精神状態で読むのだけれど、完成した本を「読む」ときはもうその必要はないので、できるだけ、普通の、一般の、ひまつぶしにページをめくる読者の気分で。

うん、いい本だ。これはきっと、いい本だ。

アルビのサポーターさんたちに読んで欲しいと思ってずっと書いてきた原稿だけれど、サポさんだけじゃなくて、日本中の、サッカーが好きな人、応援しているチームがある人に読んで欲しいと思いました。もっと身近なところでいえば、新潟に暮らしている人に、アルビなんか好きじゃないし興味ないよ、という人にもぜひ読んで欲しい。

なんかこう、好きなものに出会ってワクワクが胸の中からわいてくるときと同じ感じで、そう思いました。

『サムシングオレンジ|THE ORANGE TOWN STORIES』、明日発売です。どうぞよろしくお願いします。

m(_ _)m