NIKKI

突発性難聴と古今亭志ん生。

2020.07.29

 

昨日の朝、目が覚めたら右の耳だけ、エレベーターで高いところに上がって行ってしまったような感じに。つーーーーんと低めの耳鳴りのようなものが頭蓋の内側に響いていて、わ、もしかしてこれが噂の「突発性難聴」か。

午後には収まっていたのだけれど、右耳の不快感(左右のバランスの悪さ)は今朝になっても変わらずで、音はちゃんと聞こえているし、日常生活には支障がないし、わざわざ病院に行くほどのことではないなー、と思ったものの、ネットで調べたら「早期発見・早期治療が何よりも重要」「発症後、治療が遅れるほど完治が難しくなる」とどこ見ても書いてあるから、今日の午前中、いちおう、って感じで、耳鼻咽喉科に行ってきました。

結論からいうと、「特に異常はない」とのことで、突発性難聴ではなく済んだようです。でも、まだ少し、右耳が詰まっている感じがする。病院に行って「異常なし」だと、ちょっと寂しい気分になってしまうのはなんでだろう。「病気かも!」という事態を前にすると、人はテンションが上がってしまうものかもしれない。なんか、お医者さんにもスタッフさんにも、待合室の患者さんにも、「異常ないのに時間もらっちゃってホントすいません」という感じ。

それはそうと、耳鼻科で千いくらの診察料を支払って、その帰りに、うん十万円のお金を銀行から下ろして国民健康保険の支払。全納。保険料、いくらなんでも高すぎるだろう。この国は「健康」で人を殺す気か。

突発性難聴と古今亭志ん生。なんか語感、というかリズムが同じで、昨夜から気に入ってます。