2021.05.08
月曜から水曜と金曜の週に4日間、夕飯づくりをしているのですが、金曜の夕方は一週間の疲れがたまって、できるだけ何も考えずにパパッと作れるものがよく、だいたいにおいてカレーです。下の子がまだ6歳なので、バーモントカレー甘口。たまねぎ、じゃがいも、にんじんを切って、バターでにんにくとお肉を炒めて、野菜と一緒に煮込み、ルーを投じて、そのあいだにちぎって切って盛るだけの簡素なサラダを用意すれば、はい終わり。調味など不要。何も考えなくていい。気持ちに余裕があれば、フルーツをヨーグルトであえてデザートがわりに。いつもはお茶を淹れるけど、カレーだからもう、水でよし。
で、思うのは、何も考えないってすごい楽、ということ。頭を使ったり、悩んだり、面倒くさいなあと思ったり、そういうのってほんと、疲れる。ストレスという奴らは、頭の中で生まれて、頭の中で淀み、だんだん頭蓋骨からこぼれるように全身へと降りてくるのです。
前は、何事も一生懸命取り組むのがよい、という気持ちでいたけれど、最近は、できる限り手を抜けるものは手を抜いた方がよい、と考えるようになりました。ヘルシーかつサスティナブルな個人的未来のために。
トップページの写真は、事務所の建物の3階の改装工事を覗きに行ったときに撮ったテープやクロスの切れ端たち。なんかちょうど、たまねぎ、じゃがいも、にんじんをむいた後の流しのゴミみたいで気に入っています。
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