NIKKI

望外の喜びと恐縮、サッカー本大賞のこと。

2022.02.22

 

 

厳寒。朝からスタバで原稿。秋から書いてきてようやく来月で終わる仕事。今がちょうど最後の仕上げのタイミングです。とりあえずこれが終わると、冬が終わって春が来る、という予定。

予定を立てて、予定通りにことを運ぶのが好きなタイプですが、ときに人生、予定外のことが起きるもので、たいていそれは悪いほうの「想定外」なのだけれど、今回はよいほうの「想定外」。

『サムシングオレンジ』が、『サッカー本大賞2022』の優秀作品に選ばれました。

あくまで優秀作品として選出された、のであって、賞を獲ったわけではないですよ。ここのところ誤解なきよう。とはいえ、こうして選んでいただけたこと、作者として望外の喜びです。同時に優秀作品として選ばれた素敵な作品たちと並べていただいて、ちょっと、ちょっとどころかだいぶ、気後れしています。恐縮。でも、やっぱり嬉しいものは嬉しい。

書くということをやってきて、はたしてこれでいいのかとずっと不安でしたが、「ひとまずこれでいいよ、悪くないよ」と、ようやく言ってもらえたような、そんな気持ちです。選んでいただき本当にありがとうございました。おかげでこれからも書くことを続けていけそうです。

この調子で『フットボールとラブソング』も、どこかでかたちになるといいな……と思ったり。誰か声をかけてくれないかな、と期待してしまったり……。

さて今夜は鶏団子鍋。