NIKKI

2月半ばの謹賀新年と脱稿。

2023.02.13

 

2月中旬、雨の月曜日。スタバの窓から見える向かいのパン屋さんの駐車場の隅に、茶色くなった雪の山。今週で解けるかな。

先週、12月からずっと取り組んできた原稿が、ようやく脱稿。来月、本になります。

それでずーーーっと気を張っていたので、やっとひと息。今年はじめての、このNIKKI。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

次から次へとやってくる仕事の忙しさ(そこには当然、些細なストレスが積み重なるし、ムカつくこともある)に、さらに息子がサッカーをはじめ、娘もミニバスをはじめそうな気配で、その送り迎え、保護者のいろいろ、さらには来年度はPTAもあったり、なるほど、小学生の親はこうなるのか、と今さらながら膝がガクガク(それはそれで、保護者の皆さんみんないい人だし、楽しそうではあるからいいのだけれど)。他にも、これまでコロナ禍で隠されていたものが、「実はこういうのもあるんだよ」と顔を出した、みたいなのもあり。いちいち立ち止まってはいられない、ひとつひとつ、ちゃんとこなしていかなきゃと思うと、風邪をひいているひまはなく、やはり人間、健康第一だな、と身に染みて感じる次第です。

2022年はいい年でした。『ちょっと本屋』も『グレ虹』も、作り手として、書き手として、自分なりにフルスイングできた感じがしました。今年はたぶん、バットをぶんぶん振り回すというよりは、しっかりミートして打率を確実に、という、そういうバットの握り方の年になりそうです。そしてまた、来年につなげていくような。思いきりバットを振る準備をするような。若いときは2年先、3年先のことなんて考えなかったけれど、今は見る気がなくても見えてしまうというところがあり、なるほど、こうやって大人は大人になっていくのか、と。そんな2023年の2月。

今年もどうか、お付き合いいただけると幸いです。m(_ _)m