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フットボールとラブソング

フットボールとラブソング

短編小説 - 2019-

INTRODUCTION

日常の暮らしの中のサッカーをモチーフにしたWEB短編小説シリーズ 『フットボールとラブソング』。人生の記憶に残る数々のフットボールシーン、サッカーファンならきっと共感できる心の機微を描く、小さな物語集。毎月第2金曜新作公開。

WEB:https://football-novels.com/

 

UPLOAD:(2019.10.11現在)

#10ロストフ / トーキョー
#09ナカータ!!
#08マイアミ、一九九六
#07ロスタイムが永遠ならば
#06ジャパンブルーの記憶
#05ベルナベウにいない
#04いつかロビーを思い出す
#03どうでもいい奇跡
#02パナマ
#01ゾラが好きなら悪い奴じゃない

SELF LINER NOTES

懐かしい曲を耳にしたとき、その曲を聴いていた当時の情景や、親しかった人のことをふと思い出す。そんな経験は誰にでも覚えがあると思います。人生に染み込む音楽。それと同じように、サッカーの記憶が、人生の思い出を引き連れてくることがときどきあります。「あの試合」を振り返ることで、「あの日」を思い出す。「あの人」の顔が浮かぶ。一緒に試合を観た仲間、そのとき好きだった人、住んでいた場所、つらかったこと、楽しかったこと。思い出の中には、きっと、もう二度と一緒にサッカーを観ることのできない人もいるはずです。サッカーが好きな人には、きっと誰にでも、サッカーにまつわる個人的なドラマがあって、大切な思い出がある。そんな物語を書きたいと思いました。ピッチの上の物語ではなく、そこから遠く離れた場所の、サッカーにまつわるささやかな物語。サッカーが好きな人に共感してもらえると、とてもとても嬉しいです。(2019.10.11)