NIKKI

雨の朝、内なる海。

2022.09.24

 

 

今月二度目の三連休。中日、土曜の朝、雨。

先週は法事と親戚旅行でたっぷりと遊んだぶん、今週の三連休はゆっくり。子どものときや若いときと違って、身体を動かしたり、遊んだり、人と集まってわいわいやったりすると、疲れがちゃんとその分、後からやってくるようになりました。休むことの大切さを実感する40代です。

昨日ふらりと入った本屋さんで、なにげなく手に取った本を、今日、朝から読んでいます。精神科医の宮地尚子さんの『傷を愛せるか増補新版』ちくま文庫。そこに「内なる海」という稿があって、10ページほどなのだけれど、朝風呂で読んだらとてもよかった。「内なる海」という言葉が、ちょっとしばらく自分のテーマになりそうです。小説を書く、ということをもう一歩先まで進める、そのことを考えているこのときに、「内なる海」はそのまま、書くべきもの、のような気がするのです。自分が書くべきもの、というよりも、小説が書くべきもの、とまで拡大して考えちゃうくらい。

とりあえず今日はだらだらと本を読んで身体を休める一日。雨がやんだら、散歩でもしよう。