NIKKI

ちょっと本屋に行く前に、はじめての司会業。

2023.11.27

 

11月最後の月曜日。この時期の新潟らしい、雨と曇。冬の匂い。

週末の土曜日、『ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION』の発売日のその日、息子が所属するサッカー少年団の親子忘年会で司会を務めることになり、発売日なのに発売日どころではない、そんな一日を過ごしました。

ホテルの会場でマイクを持って「まずは監督からご挨拶を〜」「続きまして乾杯の音頭を〜」とただ司会進行をするだけなのですけど、幹事のひとりとして企画から準備まで運営もいろいろやっていたので、前の晩、「ちょっと待てよ、乾杯のあと60人の大人と子どもが一斉にバイキングの料理台に殺到するんだよな……。これけっこう大変なことになるんじゃないか……」「ビンゴゲームが全然盛り上がらなかったらどうしよう……」「景品がしょぼくて怒られないだろうか……」「何か大事なことを見落としているんじゃないか……」といろいろ考えはじめて眠れなくなり(けっこう神経質なのです)、睡眠2時間程度で朝を迎えるという、バッドコンディション。もちろん、新刊が本屋さんに陳列されるのを見に行く余裕もなく。

この数年、テレビやラジオに出していただいたり、取材をしていただいたり、そろそろ人前に出ることに慣れてきたかも、と自分では思っていたのですが、大人数を前にすると、やっぱり緊張するものですね。ふう。ちょっと面白いこと言っちゃおう、と思って用意した台本、ビビって「面白い部分」をまったく使えませんでした。ただただ普通に、進行するので精一杯。

とりあえず無事に終わって、よかった。この秋いちばんの大仕事を終えました。昨日だいぶ寝たけど、まだ眠い。