NIKKI

9月、肯定。

2022.09.01

 

今日から9月。今朝は雨。木曜日。

昨日(8.31付)の日報さん朝刊に、グレ虹。新潟美少女図鑑20周年記念事業の一環としてご紹介いただきました。

17年前、父が亡くなって、さて実家に帰るしかないな、と思って新潟に帰って、仕事がないからフリーペーパーの隅の「ライター募集」を見つけて履歴書を書いた当時のことをちょっと思い出します。

当時お世話になった人たちとまたこうやって一緒に仕事ができる、懐かしみながら、でも前に進みながら会える、というのは、なんだろう、ちょっと特別な感じがします。

記事の中で「肯定」という言葉が使われていて、それが昨日から妙にフックに。自分にとってもこの小説は、東京を離れ、新潟でずっと仕事をしてきたことを肯定するものでもある、そんな実感があります。新潟帰ってきてよかったよね? うん、よかったよ。と自問自答するみたいな。

時間の分厚さのようなものは、時間が経たないとわからない。
そこに立ってそのときわかることばかり。