NIKKI

テレヴィジョン(生)。

2019.10.28

 

土曜日の夜、コンビニで購ったウィスキーをウィルキンソンで濃いめに割って、DAZNでサッカー(マンチェスターC戦)を観ながら風呂で鯨飲。平常心と落ち着きを取り戻すために、珍しくこういう危険な飲み方でアルコールを全身に行き渡らせねばならなかったのは、お昼にテレビに出てきたから。生放送の情報バラエティ番組。土曜ランチTVなじラテ。プロモーション目的とはいえ、こんなド素人を生放送に使っていただき恐縮至極!という気持ちと、ほんとすいませんでした!と謝りたい気持ちが混在して、とにかく平伏したい。

スタジオセットの中央に鎮座して、表情のバリエーションがまったくない、明らかにテレビに不向きなこの顔を何度も何度もワイプで抜かれ続けること1時間45分。息も絶え絶えに、番組の最後に本の宣伝をさせてもらってきた。いやはや、ラジオとは全然違う。BSNの工藤さん三石さんの進行を、ふたりの真横で、それもほぼ意識の混濁した状態で聞きながら、テレビでしゃべるってすごいことなんだな、やっぱりスキルの世界なんだな、と心の底から実感。テレビをただ見ているだけだと(VTR見てコメントするだけなんて簡単だろ?)みたいに思う人も多いと思うけれど、いや、違う。頭の回転が速くて機転が利いて、適切な言葉がリズムよくすらすら出てくるっていう、タイミング、声の強弱、つっこみ加減、どれをとっても職人の芸。そしてこちらは緊張のあまり完全に木偶の坊。ああ、このコミュニケーション能力の差よ…。テレビ生出演、いい経験させてもらった、という結論では本当はいけないのだけれど、本当にいい経験をさせていただきました。関係者の皆さまありがとうございました。

気持ちを落ち着けるために、風呂でそのまま天皇賞・秋の予想をしたものの、それにしたって放送局の帰りに東スポを買ったのに、それを忘れて夕飯のあとで競馬エイトを買い足すという錯乱ぶり。だいぶ飲んだのに全然酔わず。反動でがっつり馬券を買ったけれど、こういうときはちゃんとプラス収支。ふふふ。